彩雲斎の雑記

令和のこどおじ 人畜無害に日和ってくstyle

フレッシャーと俺 其の1

 小生はと言うと、控えめに言ってももう、20数年エレキギターを弾き続けている。

 

 その魅力がなんなのか聞かれても、イマイチ良く解ってはいないのでありますが、デカい音で弾いた時の衝撃は、何度やっても止められないものでございます。

 

 そして大して上手い訳ではありませんが、まぁ、それなりにちゃんと弾けるものだから、継続は力成りと言ったところだろうと思っております。

 

 エレキギターと言えど、ピンからキリまで、色、カタチ、木目、木の選別まで、様々な種類がございますが、基本的な仕様そのものは、登場してはや半世紀以上に渡って、余り変わってはいないのでございます。

 

 半世紀前には、すでにイチ楽器として完成された状態で、それを手にした多くのミュージシャン達によって、そのダイナミックにドライブするロックサウンドや、アクロバットな奏法が試行錯誤されて、ロックの名演と言えば、エレキギター無くして語れないほど、音楽シーンにおいてその功績は以外と大きいと、勝手に納得しているのでございます。

 

 キング・オブ・エレキギターと言えば、フェンダーギブソンだろうと思います。

 

 その名声は、ギタリスト同士の見栄張り合戦、ドヤ顔マウンティング、もはやギタリストなら一本持って当たり前的アメリカン老舗メーカーでございます。

 

 当然の事ながら小生も所持しております。所有するギターには全て愛称が付けられております。しかしそうした物欲が満たされると、無いものをねだるのが人間の性なのか、小生自体がそもそも貧乏性なのか、一周回ってジャパンビンテージに執着するようになっておりました。

 

『フレッシャー』

 

 明らかに、その…パクる気満々のネーミング。しかもアルファベットで書かれた筆体は、遠目から見ると、フェンダーと勘違いする程、悪意に満ち満ちたの出来栄えでごさいます。 

 

 1970年代頃、本家老舗ギターを見様見真似でパクったその心意気には、畏敬の念すら感じさせられるのであります。

 

 当時は法律的にもそこまでタイトでは無かったのでしょうか。本家にしてみれば、パクれるもんならやってみろと言う親心的余裕なのか。

 

 かくかくしかじか、最近ひょんな巡り合わせから、気になっていたそのフレッシャーギターを入手した訳でございます。

 

 小生と同じ歳くらい、ストラトキャスターの完全パクリでありますが、もはや朽ち果て気味、およそ四分の一程度の電装パーツは死んでいて、無くても大丈夫なものをまず取り外し、残ったパーツでシンプルに組み上げ、リ・ボーンさせました。

 

 さすがメイド・イン・ジャパン。

 

 限りなく無駄を排除したからか、なんともピュアでソリッドなトーン。偶然の産物なのか、本家より若干大きいボディから、むせび泣くような枯れた音が鳴っておるのでございます。ギター弾きにしかわからない専門用語だらけですまん。

 

 とにかく気に入った訳であります。

 

 歯抜けのピックガードは、ワンピックアップ仕様のモノに交換する予定ですが、友人に今、神々しいイラストを書いて貰っているため、完成したら発表しようと思います。


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